- 最終面接でウケの良いガクチカや趣味ってなんだろう?
- ESに書けるガクチカや趣味が無い・・・
- 短い期間で取り組んでガクチカに書けるようなエピソードってないかな?
就職活動を進めるうちに、ガクチカや趣味について何を伝えたり、何を書いたりすれば良いか、そもそも書くネタが無かったり・・・様々なお悩みが増えてくるのではないでしょうか?
趣味やガクチカで面接官に高い評価をいただけるような内容を書くネタが無い・・・といった学生さんは本当に多いです・・・。
今の就活生の皆さんは、感染症対策であまり外に出ることができなかった世代のため、なおさら書きにくいですよね(;’∀’)
実は、書くネタが無くても今からでも短い期間でウケの良いガクチカ・趣味を作ることができます!
たけちゃん
私は、人材業界で就活サポート、採用サポートを経験した後に、優良企業の人事に転職しました。今では新卒採用担当を務めており、人事の目線から学生さんに就活のアドバイスをすることができます。
私の場合は、サークル関係で頑張っていたことがあったため、ガクチカを書くことはできたのですが、趣味については書くことができませんでした・・・。
あんまり本を読まないのに読書と書いてたりとか( ´∀` )
あの時はアニメを見るのが趣味でしたからねぇ。(でもアニメを見るのは最高にコスパの良い趣味ですよ!!!)
この記事を読めば、最終面接での自己PRでも通用するような素晴らしいガクチカや趣味を、面接官にアピールできるようになります(`・ω・´)
結論を申し上げると、半年間で達成できるフルマラソンに取り組むことを超おすすめしております。
就活生の皆さんのお悩みに少しでもお役に立てれば幸いです。それではよろしくお願いします。
目次
最終面接に臨む前にガクチカや趣味について注意点
まずは前提として、最終面接に臨む前に、ガクチカや趣味についての頭に入れておくべき注意点についてお伝えさせていただきます。
ESに書いていないことや大きく変わることを伝える必要はない
最終面接まで来た学生さんにとって、
就活生
ESに書いていたことをガラッと変えて自己PRやガクチカを伝えていいの?
という疑問があるかと思います。
結論を言うと、面接官はあなたのESを読み込んだうえで面接をされるため、むしろ変えないことをおすすめします。
ただし、会話の流れでもしESに書いていないけど伝えられそうなタイミングがあれば、お話してもOKです。
面接官もあなたの意外な一面に対して興味を持ってくれる可能性もありますからね(*´▽`*)
趣味に関しては「あなたが好きで熱く語れること」についてなら何でも良い
趣味は正直「なんでも良い」です。学生さんが不利な一昔前の買い手市場であれば
- 読書(知的さや勉強熱心さを出す)
- スポーツ(健康面やチームワーク性を出す)
こういったものも好まれていたと思いますが、今の就職活動は学生さん有利の売り手市場です。
どんな趣味でも企業は受け入れるしかありません(`・ω・´)
逆に言えば、この時代でも学生さんの趣味を否定するような経営者や役員が面接をしている会社には、私だったら入社したくは無いですね・・・(;’∀’)
また、無理に、あまり興味のない見栄えの良い趣味をESに書いておいて、面接官に深堀されてしまえば、うまく答えることができずにマイナス評価になってしまうこともあります。
面接において趣味は
- あなたがどんなことに、なぜ興味や熱意を持っているのかという人柄の面を知りたい
- あなたがその趣味を知らない人にとってもわかりやすく説明できるかのコミュニケーション能力を知りたい
上記のような意図を持って聞く事柄になります。
そのため、あなたが熱く分かりやすく語れる趣味を、ESや履歴書には書くべきでしょう。
フルマラソンがどうしておすすめなの?
それでは、どうしてフルマラソンをガクチカで書くことがおすすめなのか。その理由について解説させていただきます。
精神力・我慢強さが高い評価を得られるため
フルマラソンは42.195㎞も走る「普通では考えられない運動」になります。
完走するには、体力はもちろんですが、約4~6時間前に動き続けるための精神力・我慢強さが求められるため、「この学生さんなら打たれ強いだろうな」という評価もいただくことができます(`・ω・´)
仕事をしていれば必ず「壁にぶつかる時」が来ます。また、少し嫌なことがあっても逃げずに前向きに取り組んでくれるような学生さんを、企業としては求めています。
仕事を続けていくうえで求められる精神力・我慢強さは、きっと最終面接でも役立つでしょう。
経営者や年配者はマラソン好きが多いため
皆さんはフルマラソンの参加者ってどんなイメージをお持ちですか?
おそらく、大抵の方は「年配の方」を想像するはずです。
私もフルマラソンは趣味として参加しますが、若い人はもちろん参加されています。しかし、やはり参加者として多いのは「年配」の方です。
多くの企業では経営者は40~60代といった年配者のため、フルマラソンの話を最終面接でするときに
最終面接官
私も走っているよ!タイムは!?
という風に食いついてくる方もいらっしゃるでしょう。
人間、共通点を持つと親近感をもつ生き物です。親近感を持たれれば、そこから好感も生まれ、内定を獲得できるチャンスはきっと増えるはずです(`・ω・´)
お金がかからないため
フルマラソンはお金が比較的にかからない点も、学生さんにおすすめするポイントになります。
先ほどフルマラソンは年配や経営者も取り組んでいる、と言う話をしたときに
就活生
どっちかっていうとゴルフとかの方がおじさんがしているイメージがあるけど・・・
と思った方もいらっしゃるでしょう。そのとおりですm(__)m
しかし、学生さんがゴルフを趣味としたり、ガクチカに取り入れるほど熱心に取り組むには、費用面でかなりハードルが高いはずです。
フルマラソンは靴やランニングウェアをそろえれば取り組めますし、お金はあんまりかかりません。
※私はランニングウェアはワークマンでそろえて1万円もかかりませんでした。
就活の交通費の工面にも苦戦しそうな学生さんにとっては、リーズナブルに取り組めるためおすすめです(`・ω・´)
気持ちが前向きになれるため
フルマラソンに限らず、走って汗を流すことは気持ちを前向きにできます。
就職活動中は「いつ内定がもらえるかわからない」という不安とも戦う期間になるため、メンタルのケアも非常に大切です。
そのため、前向きになれるランニングという取り組みは本当に良いですよ(*´▽`*)
- 明日は最終面接が控えていて不安だ・・・
- 最終面接で落ちてしまって気持ちを切り替えることができない・・・
- 就職活動のことばっかり考えてしまって気持ちが休まらない・・・
そんなときこそ、フルマラソンで鍛えたランニングの習慣を発揮して、是非気持ちを切り替えてほしいと思います。
大手企業でも十分入社できるガクチカのため
フルマラソンのガクチカは大手企業の内定獲得にも役立つのは間違いないです。
就活生
フルマラソンって個人プレイだし、協調性の話とかできないからあまり評価されないのでは・・・?
とお考えになる方もいらっしゃるでしょう。
フルマラソンでも、面接のガクチカとしては大手企業が相手でも戦えるガクチカである、という自信を持って、面接に臨んでもらえればと思います。
短い期間で偉業を達成できるため
悩む就活生
大学1・2年生の時に、何かに情熱を持って取り組んできた経験が無く、ガクチカや趣味で書くことが無い…
そんな学生さんにこそ、フルマラソンはお勧めしたいです。
ガクチカに書くことがどうしても思いつかない・・・そんな方は1つの選択肢としてフルマラソンへの参加を検討してみてください(∩´∀`)∩
フルマラソンのガクチカでアピールできるポイントとは?
フルマラソンをガクチカや趣味でアピールする理由をお伝えしました。では、フルマラソンを通じて何をアピールできるのかを解説していきます。
目標設定力
フルマラソンを通じて目標設定力をアピールすることができます。
- 42.195㎞を走り切る
- 〇時間以内に完走する
というわかりやすい最終目標だけでなく、そのために「週に〇㎞走る」といった、こまめな目標設定も、完走する過程には必須なためです。
目標設定は社会人として必ず求められる能力のため、面接官からも高い評価を得られるでしょう(`・ω・´)
忍耐力・我慢強さ
先述したとおり、フルマラソンは忍耐力や我慢強さと言った精神面をアピールすることができます。
フルマラソンは・・・本当に辛いんですよね(´;ω;`)
だからこそ、走り切るには疲れや足のしんどさという辛さを乗り越えて、それでも前に進むための強靭な精神力を、自信を持って面接官にアピールできるでしょう。
皆さん、この世には2種類の人間しかいません、フルマラソンを完走した人間と、完走していない人間だ(`・ω・´)
計画性
フルマラソンの完走には計画性も求められます。
フルマラソンに初めて挑む方が完走するには、約半年間の練習が必要と言われています。
まずは1㎞、慣れてきたら3㎞、残り2カ月前になれば10㎞、20㎞・・・。
このように、半年間の中期にかけて、大会までの残りの期間と、走れる距離を考えながら計画的に練習を進めていくため、フルマラソンを完走できる方は計画性もアピールすることができるでしょう。
行動力
多くの方は42.195㎞も走ろうとは思いません(笑)
私自身も、「走るだけなのに何が楽しいの?」と考えていました( ´∀` )
だからこそ、他の方がやろうとしないことに挑戦しているその行動力も、ガクチカでは立派なアピールポイントになります。
(一緒に走る仲間がいる場合)コミュニケーション能力
フルマラソンを完走するために、1人で練習をすることももちろん可能ですが、やはり一緒に走る仲間がいた方が目標を達成しやすいでしょう。
その場合、ご友人やお知り合いをフルマラソンに誘うコミュニケーション能力もアピールポイントになります。
おそらくですが・・・フルマラソンに誘うと多くの学生さんが「お断り」すると思いますよ。それだけフルマラソンって大変なイメージがありますからね・・・(^-^;
それでもフルマラソンに誘うための説得力やコミュニケーション能力があると証明できるのも、良いガクチカになりますよ。
ガクチカを見越して走るならいつが良い?(1・2年じゃなくても間に合う)
フルマラソンはガクチカとしても趣味としても素晴らしい!ということは強く訴えさせていただきましたが、ガクチカとして就職活動で活用していくならば、いつごろから取り組むべきなのかについて説明します。
3年生の夏のインターンシップ前に練習に取り組むのがベスト
結論をお伝えすると、4年生の就職活動が本格的になる時期に向けて、ESにもしっかり記入できるようなるためには、3年生の夏のインターンシップ前に練習に取り組むことがベストでしょう。
フルマラソンは気候が穏やかな春と秋に開催されることが多いです。あなたのお住いの県でもどちらかで実施しているはず(`・ω・´)
- 3年生の春に秋のフルマラソンに申し込む
- 夏のインターンシップで挑戦中なことをアピールする
- 秋の大会当日で完走する
こういったストーリーで挑戦していくと、採用側にとってもあなたの成長度合いが伝わって、よりあなたの人柄を把握しやすくなります。
また、今までフルマラソンの話をしてきましたが、フルマラソンが開催されていない地域や時期であれば、もちろんハーフマラソンも充分ガクチカとして活用できますよ。
練習はフルマラソン当日の半年前から
春にフルマラソンに申し込んだ後は、秋の大会当日に向けて約6カ月間、徐々に練習をしていきましょう。
毎日走る必要はありません。というか、それだと絶対に挫折します。
絶対に挫折します(`・ω・´)
週1,2回程度3~5㎞くらいで良いので、「自分が心地良いと感じる距離や時間、頻度」で走ることを強くおすすめします。
フルマラソン本番もそうですが、練習の段階から長期戦になります。少しずつでも良いので続けていければ
喜ぶ就活生
あれだけ走れなかったのに、ちょっとずつ走れるようになってきたな~
と、自分の成長になんだか感動しますよ(笑)
【まとめとアクションプラン】就活まで1年あるなら是非マラソンに挑戦しよう!
以上、ガクチカや趣味にフルマラソンを書くメリットや理由を紹介させていただきました。
フルマラソンは約半年間で大きな目標を達成できる、という点で、まだガクチカに何を書けば良いかわからない学生さんにとっては、是非取り組みをおすすめしたいです。
ですが、実際は企業によっては複数の種類のガクチカを求めるような場合もありますので、個人の力が発揮されるフルマラソン以外にも、周りの人と協力して目標を達成したガクチカをアピールできると、より幅広い企業で合格を勝ち取ることができるでしょう。
是非素晴らしいガクチカを書けるようになってくださいね。フルマラソンを走る方がもっと増えれば嬉しいです(笑)
それでは、閲覧いただきありがとうございました(^○^)