- 最終面接を控えているけど何か良いテクニックやコツは無いかな?
- ついに最終面接まで来たぞ・・・!!絶対に失敗したくない!
- まだ面接もしていないけど、何か内定をもらえる良い攻略方法ってあるの?
就職活動に苦労されている学生さんは、上記のようなお悩みや疑問をお持ちではないでしょうか?
実は、皆さんが内定を獲得するために必ず立ちふさがる「最終面接」には、最終面接ならではの攻略方法が確かに存在します!だからこそ、その対策のために「最終面接から逆算して選考対策をしていく必要」があります!
その攻略方法を無視して最終面接に挑み、撃沈してしまい就活を再スタートしてしまう学生さんを何度も見てきました・・・。
たけちゃん
私は、人材業界で就活サポート、採用サポートを経験した後に、優良企業の人事に転職しました。今では新卒採用担当を務めており、人事の目線から学生さんに就活のアドバイスをすることができます。
結論をお伝えすると、
①最終面接は、その前の面接の合格通知をいただいた時点で対策するのでは間に合わない※もちろん、それでも対策する必要は意義は十分にあります
②最終面接に落ちてしまえば時間をかけてきた分、ダメージも大きいため、内定を勝ち取ることが重要
上記の理由のために、最終面接から逆算して就職活動を進めていく必要があります。
悩める就活生の皆さんのお役に立てればとても嬉しく思います(*´▽`*)
目次
新卒就活で最終面接から逆算して考えるべき理由
まずは学生さんが企業の選考において最終面接から逆算して考えるべき理由をお伝えさせていただきます。
就活生
エントリーシートの作成や1次面接対策で忙しいよ・・・
という方も、こちらの理由を理解いただき、是非今からでも最終面接をイメージして選考に臨んでもらえると嬉しく思います(`・ω・´)
情報収集が十分にできるため
まずは、最終面接が決まった段階では、最終面接の対策をするための準備が十分にできない、間に合わないということがあげられます。
もちろん、最終面接直前の対策も、当ブログでも紹介しているように様々な準備ができるのですが、
- インターンシップ
- OB・OG訪問
- 会社説明会
- 1次・2次面接
- 人事との面談
様々なステップで学生さんが知るべき情報収集ができれば、対策を万全にした状態で最終面接に臨むことができます。
正直、なかなかそこまで考えることもできないかもしれませんが、回り道をしているようで最短距離で内定を獲得することができますよ。
最終面接で落ちてしまうとダメージが大きいため
最終面接で落ちてしまうと、予想以上にダメージが大きいです。
最終面接までに下記のようなステップのせいで、皆さんは膨大な時間を使ってしまうためです。
- 悩みながら必死でエントリーシートを作成する
- 移動時間を含めると半日以上の時間を1つの会社説明会に費やす
- 面接の度に移動し1次・2次面接をこなしていく
- 面接を受けるために他の企業のイベントと被らないようにスケジュール調整をする
皆さんは、これだけのことをその会社の最終面接を受けるためにこなしてきました。これは本当にすごいことです(`・ω・´)
ただし、それも落ちてしまうと「今までの時間は何だったんだ・・・」と思ってしまうでしょう。
たけちゃん
1か月~2カ月程度・・・インターンシップに参加されているような学生さんなら半年以上その企業に時間を費やすことになりますね💦
私としてはそれが「良い経験になったから気にしなくて良い」なんて言葉をかけることはできません。
落ちてしまった本人は本当に悔しい気持ちをお持ちですからね・・・。
だからこそ、最終面接まで来て落ちてしまって大きなダメージを負うよりは、十分な対策をしたうえで、せっかくなら内定を勝ち取ってほしいです!
最終面接から逆算して考えるためのステップ
最終面接から逆算して考える理由を知ったうえで、次はそのためのステップをご紹介します。
次の流れに沿って最後の登竜門である最終面接のイメージを固めていきましょうね(`・ω・´)
①最終面接の企業側の目的を考えよう
まず第一に、新卒就職活動における採用面接の目的を、企業の目線から考える必要があります。
企業の目線から目的を知ることで、学生さんに対しての質問の意図が読み取ることができるようになるためです。
- あなたの会社への志望度の確認
- あなたが会社とマッチしているかの確認
が、あなたが内定を勝ち取るために知っておくべき企業側のポイントになります。
企業の活動の中で「人件費」は非常におおきなコストです。そのため、内定を出す明確な理由が学生さんにないと不合格になってしまいます。
下記に企業の最終面接の目的についてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
②最終面接は『ほぼ受かる茶番』ということは無い ということを認識しよう
就活生や人事
最終面接は社長や役員との顔合わせの場だからほぼ内定が出るよ~。
皆さんはこういった言葉をお聞きしたことはないでしょうか?
結論を申し上げると、内定が決まっている最終面接という場は新卒就活においては、ほぼ無いと言っても良いでしょう。
そのため、最終面接でも決して油断をせずに十分な対策をしたうえで臨んでください。
- 今までの面接の振り返り
- 入社意欲を高める
- 企業理念やトップメッセージのチェック
最終面接までにチェックすべきことはたくさんありますが、まずは上記のことについて取り組むことをお勧めします。
下記に最終面接での合格率やそれを知ったうえでの対策についてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
③最終面接では誰があなたに内定を出すのかを考えよう
最終面接であなたの内定を出す権限を持つのは誰か?
答えは「その会社の社長や役員がほとんど」になります。
だからこそ、その権限を持つキーマンについては、徹底的に調べる必要があります。
- 社長や最終面接に参加する役員はどんな社員を好むのだろう?
- SNS等のメディアでどんなことを発信しているのかな?
- 人事や、1次・2次の面接官は社長に対してどんな印象を持っているのかな?
こういったことを、あらかじめ最終面接に誰が参加するのかを人事に確認したうえで、情報収集をすることが望ましいでしょう。
最終面接は緊張もしやすいですが、それは「相手がどんな人物かわかっていないから」ということも大いにあります。
皆さんも、初めて会う方には緊張しますよね?最終面接も同じことですよ(*´▽`*)
下記に最終面接であなたの内定を出す権限を持つキーマンについてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
④受かる人の特徴(あなたの将来の姿)を考えよう
最終面接に臨むのであれば、受かる人の特徴、つまりあなたの将来の姿をイメージしておきましょう。
最終面接まで来ることができたあなたならば、「最終面接に挑んでほしい良い学生さん」という以上の評価を、これまでの面接官からいただけているのは間違いないです。
だからこそ、最終面接で〇評価をもらえる人の特徴をおさえましょう。
- 会社への情熱が高い
- 会社との相性が良い
- 人柄が良くコミュニケーション能力が高い
あなたの入社意欲が高く、これまでの面接を突破してきた実力があれば、あとは上記のことをうまく言葉にできるかどうかだけです。
下記に最終面接で受かる人の特徴についてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
⑤最終面接官にウケるガクチカ・趣味の準備をしよう
面接でガクチカや趣味で書けることが無い・・・という方は、ご自身をPRすることは難しいでしょう。
その場合は、半年間の取り組みで達成できるフルマラソンに取り組むことをおすすめします。
フルマラソンであれば、お金のかかる趣味であるゴルフよりも圧倒的に小さなお金で取り組むことができます。
また、企業が求めている
- 目標設定力
- 忍耐力・我慢強さ
- 計画性
- 行動力
- コミュニケーション能力
上記について、面接でアピールすることできるため、まだガクチカや趣味で書けることが無い方や、もう一つ面接で話せるようなネタが欲しい方は、是非練習に取り組んでください(`・ω・´)
下記に最終面接に向けての趣味・ガクチカについてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
⑥あなたに内定を出す人への効果的な話し方・伝え方を考えよう
最終面接の目的、キーマン、受かる人の特徴をおさえたうえで、そのキーマンに〇評価をもらうための効果的な話し方・伝え方・伝える内容を考えましょう。
何を伝えるべきか
何を伝えるべきかと問われれば、あなたは間違いなく「会社への志望度」について伝えるべきです。
1つあげるとすると、「あなたが将来その会社で何を成し遂げたいのか、そして、それはその会社が目指すべきビジョンと合致しているのか」
これが、最終面接官達が
最終面接官
この学生さんは本当にうちに入社したいんだな!入社してからの将来像やイメージも明確だし、それなら是非内定を出そう!
と感じるために、あなたが伝えるべき内容になります。
あなたの志望度の伝え方をもっと詳しく知りたい方はこちらから!
また、企業からも直接「弊社が第一志望ですか?」という質問が来ることも、最終面接ではよくあることです。
この質問を通じて、学生さんの
- 就活の軸や考え方
- その会社への企業理解
- 他社との選考状況
といった、あなたが第一志望だと答える明確な理由を確認します。
あなたが「第一志望です!」と伝えるべき理由を知りたい人はこちらから!
何を逆質問するべきか
あなたがもしも「内定を出すか迷うな」と思われる段階まで来たのであれば、最後の逆質問の時間であなたの評価を上げる必要があります。
この時に重要なのは、インターネットにあふれているテンプレ質問ではだめ!ということです。
せっかく「誰が最終面接官を務めるキーマンなのか?」ということを調べたのであれば、その方にとって熱く答えやすい逆質問をしてあげましょう。
聞く力、つまり質問力はコミュニケーション能力に直結する力です。最後の逆質問で、キーマンを気持ちよく話させてあげて、一気に内定獲得のための評価をゲットしましょう!
下記に最終面接での正しい逆質問についてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
どのように伝えるべきか
伝える内容と逆質問がわかったうえで、次はその伝え方が大切になります。
皆さんも、同じことを言われても伝え方1つで、受け手の印象がおおきく変わることを何度も経験してきたはずです。
また、緊張のせいで普段のあなたらしさを出せないようなことも、最終面接での緊迫した雰囲気ではよくあることかと思います。
- 面接官も1人の人間のため伝え方であなたへの印象が変わる
- 面接官は顔も雰囲気も怖いけどただの孫にデレデレのおじさん
上記のことを理解して、臆せずにあなたが伝えるべきことを伝えていきましょう(^^)/
下記に最終面接で社長や役員の心に響く伝え方についてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
⑦企業とあなたの「相性」について考えるために企業理念やトップメッセージを再確認しよう
最終面接で受かる極意のひとつとして
その辺の就活コンサルタント
就活ではマッチング(相性)が見られている!
ということがよく言われています。これは、もちろん間違ってはいません。
ただし、『マッチングって具体的になんだよ・・・。』という学生さんの本音もよくお聞きします。
学生さんと企業との相性を考えるうえで大切なのは、企業のビジョンについて深く知り、自分がそこで何を成し遂げたいのかを明確に伝えられるようになる、ということだと考えています。
そのためには、企業のビジョンについて書いてある企業理念やトップメッセージを読み込むことが必要です。
ただし、書いてある内容が抽象的なため、正直読んでも「ふ~ん」で終わってしまいます・・・。
下記に企業とのマッチング(相性)や、企業理念やトップメッセージの読み方についてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
⑧準備のための情報収集の方法を考えよう
これまで様々なテクニックや準備の方法についてお伝えしましたが、
たとえば社長や役員について、どうやって調べたら良いのでしょうか?
SNSや新聞等、様々なメディアを使って調べる方法はあるのですが、私がおすすめするのは、人事の方から情報収集をする、という方法です。
人事・採用担当の方は、他の現場の若手社員と比べ、社長や役員といった経営層とコミュニケーションをとる機会が非常に多い部署に所属しています。
そのため、人事の方には情報収集も兼ねて仲良くなってみましょう。
- 最終面接官に参加する面接官は誰になるのか?名前は?担当する事業領域は?
- 最終面接ではどんなことが聞かれるのか?
- 最終面接の雰囲気は?一問一答の固い感じなのか?対話形式の柔らかい感じなのか?
- 最終面接官の社長が好きそうな人柄は?
- 人事の方から見る最終面接官の印象は?
これだけのことを聞くことができるようになるために、良い接し方をするように心がける必要があります。
下記に最終面接の情報収集をするための人事と接し方についてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
⑨最終面接でよく聞かれる頻出質問をおさえよう
最終面接では、30分~60分といった学生さんや企業の命運を決めるにしては、超短い時間での面接になるため、確認されるチェックポイントが決まっている場合が多いです。
チェックポイントがあるということは、それに基づいたよく聞かれる質問もある、ということです。
頻出質問をカテゴリーで分けると
- 人物像を知るための質問
- 入社意欲を知るための質問
- 将来性を知るための質問
の3つになります。
すべての質問において言えることですが、「こう聞かれたらこう返す」という決め打ちよりは、紙に書きだしてご自身の頭の中で整理しておく、くらいの準備が望ましいでしょう。
下記に最終面接でよく聞かれる頻出質問9選についてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
⑩緊張や不安を和らげて普段のあなたらしさを発揮しよう
最終面接という大切な場面で、緊張しない方は珍しいですよね・・・。
かける想いが大きく、かけてきた時間が長いからこそ、不合格になってしまったことを考えると、不安や緊張は必ず出てくるものです。
しかし、過度な緊張で全く力を発揮できない面接になった場合、社長や役員と言った面接官達も、結果が求められるビジネスの場で働くには、少々不安を覚えてしまいます。
私のおすすめとしては、面接直前の控室でもできる「息を吸った2倍の長さ息を吐く深呼吸」が一番手軽で取り組みやすい方法だと考えています。
下記に最終面接での不安や緊張を和らげる方法についてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
⑪最終面接に役立つ就活支援サービスを利用しよう
多くの学生さんは最終面接直前で、ご自身の頭の中でたくさん考えていらっしゃると思います。
ただし、そこは1度きりの新卒就活のため、後悔が無いように使えるサービスはとことん利用しておきましょう!
- 最終面接に向けて相談や練習ができる
- 最終面接の雰囲気や質問を口コミで調べることができる
- 最終面接まで通過した能力を評価されて、たとえ落ちたとしても他の企業から1次・2次選考をスキップできるスカウトメールが来るため、安心して最終面接に臨むことができる
世の中には、最終面接で悩む学生さんをサポートするために、上記のような素晴らしいサービスがたくさんあります。
是非、今受けている企業の最終面接に合格するためにも、ご自身が必要としそうなサービスは登録しておくことをお勧めします(`・ω・´)
下記に最終面接を突破するための就活支援サービスについてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
最近は1対1でじっくりとサポートを受けることができる就活エージェントサービスも人気ですね!
ただし、あんまり個人的にはお勧めしていません。。。高圧的な態度や、ブラック企業をおすすめする人材会社の悪い噂もお聞きしますからね・・・。
ですが、すでに就活エージェントサービスに興味をお持ちの学生さんであれば、下記の記事も御覧ください。
⑫必ず意味のあるお礼メールを送ろう
最終面接の後は、すっきりとした気持ちと、合格できるか不安な気持ちが入り混じる時間です。
そのため、「何か少しでもできることはしたい」と言う学生さんは、お礼メールを送りましょう。
ただし、テンプレお礼メール文は合否への影響はほぼ無いと思っていてください。
また、一般的にはお礼メールで合格の結果が左右されることは、あまりないという認識で間違いありません。
それでも、どうせお礼メールを送るのならば
- 合否が決まる前に面接が終わったらすぐに送る
- 人事が社長・役員に転送したくなるその会社ならではのエピソードを盛り込んだメール文を作る
この2つを意識して送ってみてほしいです(`・ω・´)
下記に最終面接後に送るべき具体的なお礼メールについてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
⑬最終面接で不合格になってしまっても気にしないようにしよう
最終面接という場では、落ちてしまったときに
- 自分の能力が足りていなかったのかな
- 他の学生さんに劣っていたのかな
- あの質問でどうしてあんなふうに答えてしまったんだろう
様々な想いが巡って悔しさを感じてしまうでしょう。
しかし、結論を言うと最終面接の合否は時の運や会社都合もあるため全く気にしなくて良いです。
選考を進めている企業の持ち駒が少ない方だったり、他に魅力的な企業が無い場合、焦る気持ちが大きくなると思います。
しかし、その気持ちのまま次の企業探しや選考に臨んでも、なかなか気持ちが前に進まないでしょう。
是非、最終面接まで進むことができたご自身を褒めてあげて、リフレッシュ方法を実践してください!
下記に最終面接に落ちてしまった時の気持ちの切り替え方や考え方についてまとめさせていただきましたので、是非ご確認ください!
【まとめ】最終面接から考え見事内定を獲得しよう!
以上、就活生の皆さんが企業の選考は最終面接から逆算して考えるべき理由とそのためのステップについて解説させていただきました。
最終面接まで来ることができれば、間違いなくあなたの人柄やコミュニケーション能力、就活力が高く評価されています!
あとは、あなたとその会社とのマッチングがどの程度なのかを確認されるだけです。
しかし、そのマッチングについて調べることができる時間があるのならば、やはりその時間を有効活用して十分な対策をしたうえで、内定を勝ち取ってほしいと思います。
※今回ご紹介した逆算から考えるこの思考を「プル思考」と言いますが、これは社会人が目標を達成するために使うべき思考の1つのため、学生さんの時からこれができるだけで相当評価が高くなります!
今回お伝えした最終面接から逆算する就職活動によって、内定獲得できるように応援しています!
それでは、本日も閲覧いただきありがとうございました!