就活生
来週最終面接の予定があるけど、合格する人の特徴をつかんで、ポイントをおさえたうえで面接に臨みたいな~。
このようにお考えの学生さんも多いのではないでしょうか。
最終面接までたどり着くことができた皆さんにとって、受かる人の特徴をおさえて内定にさらに近づきたいですよね。。。
実は、そんな効率的な「受かる人の特徴」というものは確かに存在します!
たけちゃん
私は、人材業界で就活サポート、採用サポートを経験した後に、優良企業の人事に転職しました。今では新卒採用担当を務めており、人事の目線から学生さんに就活のアドバイスをすることができます。
結論を述べると、最終面接で合格する人の特徴は、
- 会社への情熱を語ることができる
- 会社との相性が良い
- コミュニケーション能力が高い
大きく分けると、この3つになるのではないかと思います。
少しでも、皆さんの就職活動のお役に立てれば幸いです(*´▽`*)
目次
最終面接を受ける前に知っておくべき心構え
受かる人の特徴をお伝えする前に、まずは最終面接を受ける前に必ず知っておくべき心構えについてお話をさせてください。
心が軽くなる一方で、改めて皆さんの面接への気持ちを引き締めることもできます。
最終面接は合格を勝ち取りに行く面接
最終面接は、無難に終わらせるのではなく、合格を勝ち取りに行くために「攻めの姿勢」が求められるでしょう。
△の評価ではなく、〇の評価をもらいにいくイメージです。
1度雇用してしまうとなかなか辞めてもらうことができない日本では、致命的なミスマッチを防ぐために「迷ったら内定を出さない」という考えをする経営者が多いためです。
面接官
迷うけどあえて内定を出す理由が見つからないな・・・
と思われないように、面接であなたの印象を上げるためにも、内定を勝ち取りに行く心構えを持ちましょう。
すでに1次・2次面接を通じてあなたの人柄・能力はある程度評価されている
すでに1次・2次面接で、あなたの人柄や能力はある程度評価されているということを知っておきましょう。
そのため、最終面接では是非自信を持って臨んでください。
人柄や能力がある程度評価されているため、最終面接で見られるポイントは、1次・2次面接とは違って、ある程度絞られている場合が多いです。
最終面接で受かる人の特徴をとらえたうえで、あなたの良さをしっかり伝えられる面接にしていきましょう。
最終面接は2人に1人が合格になる
最終面接は、2人に1人が合格になる、と言われています。
就活生
最終面接って意思確認だからほぼ受かるんじゃないの?
と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
最後まで油断をせずに気を引き締めて面接を受けに行ってください。
面接官は社長や役員が多い
最終面接の面接官は、その会社の社長や役員と言った方々が対応することが多いです。
就活生
年代がすごく上で気難しそう・・・緊張するな・・・
と思われたかもしれません。
しかし、先ほどお伝えした通り、1次・2次面接ではあなたの能力や人柄は十分に評価されています。
せっかく人事や部下の皆さんが面接を担当して通してくれた学生さんを
最終面接官
なんとか良いところを見つけて合格を出してあげたい!
と、普通の社長や役員の方々は考えるはずです。
最終面接官は年が離れた方々と言えども、あなたの味方だという認識でいてください。
最終面接で受かる人の特徴3選
最終面接の心構えをお伝えしましたが、いよいよ最終面接で受かる・合格する人の特徴を皆さんにご紹介させていただきます。
細かいところをあげるとたくさんあるのですが、より「最終面接に特化した」特徴をここでは3つお話します。
会社への情熱が高い
最終面接で合格する人の特徴として、まず1つ目はその会社への情熱を十分持っている学生さんです。
社長や役員は、やはり情熱を持った若者が大好きです。
現代では、仕事とプライベートの両立を目指すワークライフバランスの考え方が尊重されています。
一方で、社長や役員といった方々が生きてきた時代は、「やっぱり仕事重視」なのは間違いないためです。
当然のことですが、
就活生
うおおおおお!!!!情熱を持っているぜ!!御社ラブ!!
では、あなたの情熱は伝わりにくいです(-_-;)
ですので、ここでは「情熱」について、具体的に分類してみました。
会社の将来・ビジョンへの理解が深い
会社が目指している将来のビジョンへの理解が深いと、情熱があると思われます。
社長や役員は長期的な目線で新卒採用をしています。
そのため、会社の将来を同じ方向で見ている仲間と「一緒に働きたい」という考えを持つ方が多いです。
是非、最終面接前は会社のHPに掲載してあるようなトップメッセージ等を参考に、
就活生
この会社は将来こんなことを目指しているんだな・・・
というイメージを膨らませておきましょう。
仕事内容についての理解が深い
自分がその会社で何をして、将来何を成し遂げるか?というのは、やはり仕事内容についての理解が深くないと、熱く語ることはできません。
○○の営業職なら△△で困っているお客様が思いつかないような□□を解決する提案をしてお役に立ちたい
といった、喜んでもらえる相手の顔を具体的に思い浮かべてみましょうね(`・ω・´)
将来へのキャリアプランが明確
明確なキャリアプランを思い描けることも、最終面接では大切な要素です。
長期的な将来の質問に対して、抽象的なことしか答えられない学生さんは非常に多いため、キャリアプランを具体的にイメージしている学生さんは魅力的に見えるからです。
- その会社で何を成し遂げたいのか
- そのために、どんなキャリアプランを歩んでいきたいのか
この2点について、社長や役員にわかりやすくお話しできるようになりましょう。
たけちゃん
私が所属する会社に入社してくれた学生さんで、「自分が留学していた○○の国で、御社の商品の△△の良さを広めていきたい!」という情熱を語ってくれた方がいました。
当時の役員は「うちの会社の商品はニッチな分野のものなのに、それでもこれだけ愛を語ってくれて同業他社に取られたくないと思って内定を出した!」という例もありました!
会社との相性が非常に良い(会社にマッチしている)
会社と学生さんとの相性、つまり「マッチしている」ことも、最終面接で受かる人の特徴になります。
企業に合わない学生さんを採用しても、活躍できないか、もしくはすぐに辞められてしまうかになる場合が多いです。
そのため、企業側としては学生さんが長くその会社で働いてもらえるかをイメージできるかが、内定を出すか出さないかの判断基準にもなっています。
ここでは、一般的に「企業とマッチしている」とはどういうことなのか紐解いていきます。
会社への理解が深い
会社への理解が深い人は、面接官も内定を出しやすくなります。
社長
これだけうちの会社のことについて調べてくれているうえで面接を受けに来てくれているのだから、しっかり理解と納得をしてもらったうえで入社してくれそうだな
という風に、面接官側もミスマッチが少なそうと安心できるためです。
たけちゃん
特に、会社の良いところだけでなく、苦労しそうな点、大変な点について理解している必要があります!
社風に合うと判断できる
社風に合う学生さんは「長く働いて活躍してくれそうだな」というイメージを持たせてくれます。
- うちの会社で働く人たちと同じような雰囲気を持っている
- 仕事への前向きさと真面目さが会社に合いそうだ
- 会社が目指すビジョンに共感してくれている
上記のように判断する場合も多いです。
「一緒に働きたい」と思ってもらえる人柄とコミュニケーション能力がある
最後に紹介する受かる人の特徴は「一緒に働きたい」と思ってもらえる人柄とコミュニケーション能力がある、ということになります。
会社の社長や役員と言えども、1人の人間です。
人間であるからには、やはり好き嫌いがあり、「一緒に働きたい」という感情で合否を決めることも多々あります。
そこで、「一緒に働きたいと思ってもらえる人柄とコミュニケーション能力」とは何か?具体的に解説させていただきます。
おじさんたちを気持ちよく話させてくれる
会社の社長や役員、つまりおじさん(おばさんも含む)たちに気持ちよく話させてあげられるコミュニケーション能力は、最終面接においては非常に有効です。
面接官達も、正直たくさんの学生さんに面接をすることで、学生さんのお話を聞きすぎて疲れています・・・。
たけちゃん
社長や役員は「自分の話が好きなおじさん」のため、学生さんにお話やアドバイス、過去の歴史や武勇伝を語る際は、「学生さんの話を聞く疲れ」を発散するかのように、いつも以上に生き生きと話しますよ!
- 目を見て相槌を打つ
- 話したことに対して感想を述べる
- さらに質問を重ねてあげる
こういったことをすると、社長や役員はますます喜んでお話をしてくれて
社長
気持ちよく話をさせてくれる良い学生さんだな~!
と、間違いなく最終面接では高評価をいただくことができます。
面接もやはり「一方だけでなく、お互いの言葉のキャッチボール」だということを認識しておきましょう。
自分の意見を持って謙虚に話す
社長や役員と言った方たちは、「今の若者がどんな考え方を持っているのか」に興味を持つ方が多いです。
- 目の前の学生さんが自社で働くうえでどのような考えで働いてもらえるかを知るため
- 自社の新卒社員や若手社員の考えを理解して活躍できる環境を役員として整えてあげるため
- 自社のお客様に若い世代の方々もいる場合、お客様への営業に役立てていくため
- 自分の子供や孫たちのお世話をするときに参考にしたいため( ´∀` )(笑)
上記のように、様々な理由で最終面接では面接官は学生さんのお話を熱心に聞こうとします。
だからこそ、「自分の意見を持って話す」ことは非常に大切です。
逆に言えば、自分の意見や考え、感想を伝えない場合
社長
この学生さんはどう考えているのか本音がわからなかったし、不採用にしておこう・・・
という判断を下されることもあり得ます。
ただし、自分の考えの伝え方は、その人の人柄がでます。
社長や役員に「生意気だな・・・」とは思われないように、
というくらい、謙虚な態度で伝えてみましょう。
PREP法を使ってわかりやすく話してくれる
最後に、最終面接でのコミュニケーション能力として、PREP法を使って話すことをお勧めさせていただきます。
PREP法とは、
就活において役立つPREP法の構成
- ①結論
- ②理由
- ③具体例
- ④もう一度結論
上記の順番で話をするテクニックになります。
この方法であれば面接官は
社長
この学生さんはこれについて伝えたいんだな・・・
なるほどだから最初に話したことがこの学生さんの伝えたいことになるのか・・・
この学生さんの伝えたいことの根拠となる具体例がわかりやすいからとても説得力があるぞ・・・!!
と考えてくれる場合が多いです。
社長や役員と言った最終面接官は「仕事が忙しくあまり時間が無い人」が比較的多い人種です。
長ったらしく最後に結論を伝える話を好むことはないです。
【まとめとアクションプラン】受かる人の特徴を抑えて合格を勝ち取ろう
以上、最終面接で受かる人の特徴をご紹介させていただきました。
最終面接で合格を勝ち取ることができる人にはやはり共通の特徴があります。
もちろん、この3つ全てを最終面接で発揮することができれば良いのですが、例えばあなたが明日最終面接を控えている場合は、3つ全てに取り組むのは難しいと思います。
そこで、まずは「会社への情熱を語れる準備」だけはしておくことをおすすめします!
- なぜこの会社を志望したのか?
- この会社と出会って自分の考えはどう変わったか?
- 自分がこの会社で将来成し遂げたいことは何か?
こういった、あなたの会社への志望度・熱意について改めて振り返ってから、最終面接に臨んでいただければ大変嬉しく思います(*´▽`*)
それでは、最後まで閲覧いただきありがとうございました~🎵
就職活動に悩んだり最終面接突破のための対策をしたい方は、下記の記事も是非ご参考に!